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4
章
Matplotlib
による可視化
縦に重なる
2
つの軸(上の軸には、
x
軸の目盛のラベルがない)が作成されます。上の図の下端(
0.5
の位置)は下のパネルの上端(
0.1
+
0.4
の位置)と一致します。
4.10.2
plt.subplot
:サブプロットの単純なグリッド
列または行で整列したサブプロットの集合は非常に一般的なので、こうした図を簡単に作成する
ための便利なメソッドを
Matplotlib
が提供するのには十分な理由があります。このための低レベル
インターフェースが
plt.subplot()
です。グリッド内に
1
つのサブプロットを作成します。例で示
すように、このメソッドは行の数、列の数、サブプロットのインデクス(左上から右下へ順に値を
割り当てる)の
3
つの引数を渡します(図 4-61)。
In[4]: for i in range(1, 7):
plt.subplot(2, 3, i)
plt.tex
t(0.5, 0.5, str((2, 3, i)),
fontsize=18, ha='center')
図4-61 plt.subplot()の例
plt.subplots_adjust()
メソッドを使用して、これらのプロットの間隔を調整できます。次の
コード(その結果は図4-62を参照)は、オブジェクト指向インターフェースの等価なメソッドであ
る
fig.add_subplot()
を使用しています。
In[5]: fig = plt.figure()
fig.subplots_adjust(hspace=0.4, ...