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4
章
Matplotlib
による可視化
sharex
と
sharey
を指定したことで、グリッドの内側のラベルが自動的に削除され簡潔になって
いる点に注目してください。メソッドの戻り値として得られる
ax
は
NumPy
配列として返され、標
準の配列インデクス表記を使用して目的の軸を指定できます(図 4-64)。
In[7]: # axes are in a two-dimensional array, indexed by [row, col]
for i in range(2):
ax
は
2
次元配列として
[
行
,
列
]
で
指定可能
for j in range(3):
ax[i, j].text(0.5, 0.5, str((i, j)),
fontsize=18, ha='center')
fig
図4-64 グリッド内のサブプロットの特定
plt.subplot()
とは異なり、
plt.subplots()
は
Python
の
0
ベースインデクス付けと一貫していま
す。
4.10.4
plt.GridSpec
:より複雑な配置
単純なグリッドではなく、複数の行や列にまたがるサブプロットを作るには、
plt.GridSpec()
が最適なツールです。
plt.GridSpec()
オブジェクトを作成しただけではプロットを描画しません。
これは
plt.subplot()
が認識する単なるインターフェースです。例えば、幅と高さを指定した
2
行
3
列のグリッドの
gridspec
は、次のように作成します。
In[8]: grid = ...