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Pythonデータサイエンスハンドブック ―Jupyter、NumPy、pandas、Matplotlib、scikit-learnを使ったデータ分析、機械学習
book

Pythonデータサイエンスハンドブック ―Jupyter、NumPy、pandas、Matplotlib、scikit-learnを使ったデータ分析、機械学習

by Jake VanderPlas, 菊池 彰
May 2018
Intermediate to advanced
556 pages
13h 21m
Japanese
O'Reilly Japan, Inc.
Content preview from Pythonデータサイエンスハンドブック ―Jupyter、NumPy、pandas、Matplotlib、scikit-learnを使ったデータ分析、機械学習
2.1
Python
のデータ型について
35
/* C code */
int result = 0;
for(int i=0; i<100; i++){
result += i;
}
一方
Python
では、等価なコードを次のように書けます。
# Python code
result = 0
for i in range(100):
result += i
主な違いに注目してください。
C
では、各変数のデータ型が明示的に宣言されていますが、
Python
では型が動的に推測されます。例えば、変数に任意の種類のデータを代入することができ
ます。
# Python code
x = 4
x = "four"
ここでは、変数
x
の内容を整数から文字列に切り替えました。
C
言語で同じことを行うと、(コ
ンパイラの設定に応じて)コンパイルエラーや他の意図しない結果につながります。
/* C code */
int x = 4;
x =
"four"; // FAILS
このような柔軟性は、
Python
やその他の動的型付け言語を便利で使いやすくする要素の
1
つで
す。これがどのように機能するかを理解することは、
Python
でデータを効率的かつ効果的に分析
するための重要な知識です。しかし、このタイプの柔軟性が指摘しているのは、
Python
の変数が
単なる値を格納するだけのものではないということです。これ以降の節でこの点について詳しく説
明します。
2.1.1
 単なる整数ではない
Python
の整数
標準的な
Python
実装は
C
言語で書かれています。これ ...
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