
4.12
目盛のカスタマイズ
283
このようにして表示は明快になります。規則的に区切られた目盛の位置をさらに細かく制御した
い場合は、
plt.MultipleLocator
を使用することもできます(次の節で説明します)。
4.12.4
目盛フォーマットの調整
Matplotlib
のデフォルトの目盛フォーマットは、そのままで多くの設定が行われ、デフォルトの
ままでもうまく機能しますが、何か変更したい状況も生じる可能性があります。図 4-78 の正弦と
余弦のグラフで考えてみましょう。
In[9]: # Plot a sine and cosine curve
正弦と余弦をプロットする
fig, ax = plt.subplots()
x = np.linspace(0, 3 * np.pi, 1000)
ax.plot(x, np.sin(x), lw=3, label='Sine')
ax.plot(x, np.cos(x), lw=3, label='Cosine')
# Set up grid, legend, and limits
グリッド、凡例、範囲を設置する
ax.grid(True)
ax.legend(frameon=False)
ax.axis('equal')
ax.set_xlim(0, 3 * np.pi);
正弦
余弦
図4-78 整数目盛を使ったデフォルトプロット
変更したい点がいくつかあります。まず、このグラフでは目盛とグリッド線を πの倍数で区切
るのが自然です。 ...