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Pythonデータサイエンスハンドブック ―Jupyter、NumPy、pandas、Matplotlib、scikit-learnを使ったデータ分析、機械学習
book

Pythonデータサイエンスハンドブック ―Jupyter、NumPy、pandas、Matplotlib、scikit-learnを使ったデータ分析、機械学習

by Jake VanderPlas, 菊池 彰
May 2018
Intermediate to advanced
556 pages
13h 21m
Japanese
O'Reilly Japan, Inc.
Content preview from Pythonデータサイエンスハンドブック ―Jupyter、NumPy、pandas、Matplotlib、scikit-learnを使ったデータ分析、機械学習
5.9
 詳細:主成分分析
439
主成分
1
2
図5-84 PCAを適用した手書き数字データ
主成分が意味するものを思い出してみてください。元のデータは
64
次元の点の集まりであり、
プロットされた点は分散が最も大きい方向に各データポイントを投影した結果です。本質的に言う
と、
64
次元空間の回転や伸縮を最適に行うことで、手書き数字のデータ配置が
2
次元空間から眺め
られるようになりました。この作業を教師なし学習、つまりデータのラベルを参照しない方法で実
行できたのです。
5.9.1.3
 成分の意味
ここでもう少し踏み込んで、縮小された次元の意味について考えてみましょう。これは、基底ベ
クトルの組み合わせとして理解できます。例えば、学習データセット内の各画像は、
64
のピクセ
ル値の集合によって定義されます。ここではベクトル
x
と呼ぶことにしましょう。
x
[x
1
,
x
2
,
x
3
,
,
x
64
]
これをピクセル単位の観点で把握する方法を考えます。つまり、イメージを構築するには、ベク
トルの各要素に記述するピクセルを掛け、その結果をまとめてイメージを構築します。
イメージ(
x
)=
x
1
・(ピクセル
1
)+
x
2
・(ピクセル
2
)+
x
3
・(ピクセル
3
)+…+
x
64
・(ピクセル
64
このデータの次元を縮小するために、これらの基底ベクトルのほとんどをゼロにしてしまう方法
が考えられます。例えば、最初の
8
ピクセルのみを使用すると、データの
8
次元投影(図5-85)が得
られますが、元の画像をあまりよく反映できません。約
90
%ものピクセルを捨
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