
ミラーの法則は、「短期記憶装置に一度に記憶して処理できる項目の数には明確
な限界
(7±2)
があるので、関連するインターフェース要素の数はこの範囲に制限す
べき」という意味だと誤解されることがある。この法則が誤って引用されている典
型例としては、ナビゲーションリンクのような互いに近接する要素の例が挙げられ
る。過去に、ミラーの法則を引き合いに出して「ナビゲーションリンクは7つに制
限しなければならない」いう話を聞いたことがある人もいるだろう。実際には、ナ
ビゲーションメニューのようなデザインパターンは、選択肢が常に目に見えていて
ユーザーが項目を覚える必要がないので、これらのリンク数を制限してもユーザビ
リティ上のメリットはない。メニューが効果的に設計されている限り、ユーザーは
自分の目的さえ覚えておけば目当てのリンクをすばやく識別できる。
再びNike.comに戻って、プライマリーナビゲーションメニュー
[図3- 8]
を見てみ
よう。一見してわかるように、ナビゲーションリンクの数は7つをはるかに超えて
いるが、明確なカテゴリー分けと、サブグループを分割するための余白と縦線があ
るおかげで、リストを流し見するのは難しくない。
マジカルナンバー7
重要な論点
図3- 8 Nike.comのナビゲーション。リンクの数が7つをはるかに超えていてもパッと見で把握できる。
出典:Nike.com、2023年
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