
CHAPTER 11
の壁紙、ノート、あるいはチームに共有される資料などはいずれもよく使
われる手段だ。ここでのゴールは、デザイン原則がチーム全員の目に触れ
やすい、手の届きやすい状態を作ることだ。加えて、このワークショップ
に参加したチームメンバーに、チームの内外を問わず原則の擁護者になっ
てもらう、という点も重要だ。
ベストプラクティス
デザイン原則は、意思決定の指針や枠組みとなるためにある。採用されたデザイ
ン原則を確実に役立つものにするためのベストプラクティスを紹介しよう。
優れたデザイン原則は分かりきったことを言わない
優れたデザイン原則は直接的で、明確で、すぐに行動に移すことができる。
決して、退屈で当たり前のものではない。例えば「直感的なデザインであ
るべきだ」のような分かりきった常套句では曖昧すぎて、明確なスタンス
を欠いているために意思決定の助けにならない。
優れたデザイン原則は実践上の問いに答える
定義したデザイン原則は、実践でぶつかる問題を解決し、意思決定を前
に進められるものであるべきだろう。ただし、あまりに特定のシナリオ
に特化しすぎないように注意しよう。
優れたデザイン原則は偏っている
デザイン原則には、選択と集中の感覚が必要だ。それはチームを正しい
方向に後押しし、必要ならノーと言わせるものであるべきだろう。
優れたデザイン原則は覚えやすい
覚えづらいデザイン原則は、結局使われない。全体として、チームや組
織のニーズや方針に沿うものであるべきだ。
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