
概要
システムのパフォーマンス
(応答時間)
は優れたユーザー体験を届ける上で欠かせな
い。タスク実行時に処理速度の低下やフィードバックの欠如、あるいは過度に長い
読み込み時間を体験したユーザーはすぐにいらだちを募らせ、そのネガティブな印
象は長い期間残ってしまう。パフォーマンスは単に技術屋の頑張りどころとしてデ
ザインには関係ないと見過ごされることが多いが、優れたユーザー体験の核となる
本質的な要素として捉えられるべきだ。プロダクトやサービスの最初の画面表示に
かかる時間をいかに減らすか、ユーザーの入力への反応とそれに対するフィード
バックをいかに速く返すか、後続ページをいかに速く読み込むかなど、システムの
応答時間は全体的なユーザー体験の鍵となる。
ウェブサイトやアプリのパフォーマンスに影響を与える要素はいくつかあるが、
その中で最も重要な要素はページ容量、つまりファイル、文章、メディアを含むペー
ドハティのしきい値
Doherty Threshold
10
CHAPTER
応答が0. 4秒以内のとき、コンピューターとユーザーの双方が最も生産的に
なる。
0. 4秒以内にフィードバックを行うことで、ユーザーの注意を引きつけ、生産性
を高めよう。
体感性能を改善し、感じられる待ち時間を減らそう。
アニメーションを入れることで、バックグラウンドで読み込みや処理が行われ
ている間も、ユーザーをつなぎとめられる。
プログレスバーは、正確であってもなくても待ち時間へのいらだちを和らげる。
ほとんど処理時間がかか ...