
6.5
ユーザビリティーテスト
184
被験者には十分な謝礼を支払うこと。これは外部委託した場合でも同じだ。
Mechanical Turk
は自分でユーザーを集めるよりもずっと安上がりな方法だが、だ
からといって公正な謝礼を支払わない理由にはならない。こうした手法を使うことは、
同じ予算で多くの被験者を集められるという意味でもある。参加者全員が求める属性
である場合は、ユーザビリティー調査の被験者は
5
〜
10
人、という原則が当てはまる。
被験者属性のコントロールが難しい場合はさらに多くの参加者が必要になる。
ラボテスト
従来型のユーザビリティーテストは、マジックミラーと録音設備のあるラボで行わ
れることが多い。あらかじめ記録設備を用意しておくことは、必要なものを確実に記
録する最善の方法だ。ラボテストの利点は、ユーザーテストを専用の空間で行えるこ
とと(
VUI
テストのために静かな場所が必要な場合は特に重要)、 記録装置が恒久的
に設置されているために、被験者が同席した担当者を気にすることなくタスクを実施
できることだ(マジックミラーを使う場合)。
短所のひとつは費用だ。ラボの維持費用に加えて、被験者本人が来場して束縛され
ることに対する謝礼が必要になる。また、求める対象者層が近隣にいない場合は、属
性が制約されることもある。
もちろん、ラボテストにもいくつか種類がある。専用スペースは特に小さな会社で
は持つことが難しいが、必ずしも必要ではない。静かな個室があれば十分用が足りる。
ユーザーの見ているものを担当者 ...