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日本版特別寄稿
1.2
VUI
デザイン
ゴールに到達するまでに明らかに複雑なフローになる場合や、長いリストからユー
ザーに選択させる必要がある場合は、そもそも
VUI
に適さない可能性が高い。無理
に
VUI
を使おうとせず、ビジュアル表示を利用してマルチモーダルな
UI
を検討した
り、ゴールを再検討するなど、全体のバランスを整えてサービスを成立させる方法を
考えるべきである。ユーザーに複雑なタスクを
VUI
で行わせようとしたものの、
VUI
が適切に反応できずユーザーが当初の目的達成を断念してしまった場合には、
ユーザーは心理的なダメージを受ける。意図が伝わらない経験をすると、ユーザーは、
タスクから離脱するだけでなく、サービスを
2
度と使わなくなる恐れがある。大切な
ことは、サービス全体を通じたユーザー体験を向上させることであって、
VUI
にこ
だわることではない。
1.2.2
VUI
のキャラクターのデザイン
本書の中でも
3
章で
VUI
のペルソナのデザインについて記述がなされている。日
本においてマーケティング用語としてのペルソナは、一般的にユーザーのことを指し
ており、これまでシステム側のペルソナはなかった。
VUI
に関する議論では、ペル
ソナというよりも「キャラクター」といった方が日本では馴染みやすいと考え、本稿
では「キャラクター」という言葉を用いる。本書でも述べられているとおり、ペルソ
ナとキャラクターはほぼ同義である。キャラクターをより詳細に定義するのであれば、
「ある
VUI
に関する、制作者によって設計され、かつ、その ...