
16
2.2
会話型デザイン
よう指示したりするといった使い方だ。このような場合のインタラクションは自己完
結性が強く、システムは多くの情報を維持する必要がない。
図
2-2.
Cortana
が音声でリク
エストされたアラーム
を確認している
これらの使われ方は一般的となっているが、あなたが作る
VUI
体験をこのモデル
に縛りつけてはいけない。モバイルデバイスのために最高の
VUI
をデザインする方
法をもっと積極的に考えるために、まず会話型デザインから紹介していく。
2.2
会話型デザイン
久しぶりに会う友達と話しているところを想像してほしい。コーヒーショップの座
席であなたは、長いブランクを取り戻そうとしている。友達が 、「 新しいスターウォー
ズの映画は観た?」と尋ね、あなたは「うん」と答え る 。「 面白かった?」と友達は
続けて尋ね、あなたはこう言う、「ごめん、どういう意味? 」。 友達が何回繰り返した
としても、あなたは決して質問に答えることができない。
この種のいら立ちは、今の
VUI
システムの多くに当てはまる。近年の音声認識技
術の進歩はめざましいが、人間の会話を真似できるまでの道はまだ遠い。次に挙げる
Google
アシスタントの実際の会話のサンプルで、両者の会話の「ターン」を見てみ
よう(ターンとは、ユーザーとシステムの間で交わす
1
回のやりとりを表す )。