
23
2.4
デザインツール
アプリの初期デザイン工程にとって重要な要素になる。どちらも対話サンプルと連動
してユーザー体験のビジュアル化に力を発揮する。対話サンプルにワイヤーフレーム
やモックアップが加わってストーリーボード(絵コンテ)ができあがる。これらをひ
とつにまとめることは非常に重要だ。
VUI
デザインチームがビジュアルデザインチー
ムと分かれている場合でも、この部分については必ず顔を合わせるべきだ。ユーザー
から見れば体験はひとつだけなので、
VUI
デザイナーとビジュアル要素のデザイナー
は密に協力する必要がある。これは初期フェーズでも変わらない。本書は
VUI
が中
心なので、ビジュアルデザインツールのベストプラクティスについては深入りしない。
2.4.3
フロー
さまざまな対話サンプルを書いてレビューをしたら、次のステップは
VUI
のフロー
図を描くことだ。フロー(
IVR
の世界ではコールフローと呼ばれている)とは、開発
する
VUI
システムで起こりうるすべての経路を図示した図表をいう。このフロー図
をどこまで詳しく描くかはデザインするシステムのタイプによる。
IVR
システムのよ
うに閉じられた会話の場合、フローにはユーザーが通る可能性のある分岐経路をすべ
て含めておくべきだ(図
2-5
)。つまりフローには、会話の各ターンごとに、ユーザー
が次の状態に分岐するときに取りうるさまざまな方法をすべて列挙することになる。
これは、「イエス」か「ノー」しかレスポンスが許されない単純な状態でも、歌の題
名が
1,000
種類