
36
2.6
コマンド制御型
vs
会話型
呼ぶ。これについては
4
章で詳しく述べる。
この時点で会話が終了している場合もある。システムはユーザーが再び話し始める
ことを予期していないが、関連する追加リクエストがあれば処理できる場合もある。
ただしそのときもユーザーは、話し始めることを再度明示的に示す必要がある。
この方法はユーザーがいつ話し始めるかデバイスにはわからない状況に適してい
る。たとえばあなたが居間にいて配偶者はキッチンにいるところを想像してほしい。
ふたりはしばらく会話していない。おそらくあなたは、自分が話し始めようとしてい
ることを相手に知らせるために、何らかの明示的な通知手段を使うだろう。たとえば、
「ねぇ、ちょっと聞いてもいい?」とか「ねぇ、クリス」などだ。これで配偶者は聞
く準備ができる。もし
30
分間何も言わずにいて突然「あれどこにあったっけ?」と、
何を探しているのかという脈絡もなく言ったら、配偶者は混乱するに違いない。
ウェイクワードやボタンが押されてから、システムが耳を傾けているべき時間枠も
慎重に決める必要がある。短すぎると、話す前に少しためらったユーザーを逃すこと
になり、長すぎると、聞かれることを意図していなかった会話をシステムが聞くこと
になりかねない。経験的には、
10
秒がひとつの目安だ。
2.6.2
会話方式
ユーザーと
VUI
の間のやりとりが長くなる場合、話し始めることを明確に示すよ
うユーザーに強要することは、必要がないだけではなく、むしろぎこちなく不自然な
会話だと