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2.16
アクセシビリティー
めに注がれるべき時間と労力のすべてが無駄、いや視覚障害者ユーザーに
とっては逆効果になっている。
*7
彼は音声体験を一から作り直すことにした。彼の書籍
*7
のあとの方で、
Maury
は
そのためのヒントをいくつか提示している。
能力によらずあらゆる人のために体験をデザインすることは、どのプロジェクトに
とっても必須要件であるべきだが、タッチスクリーンとキーボードを超えるインター
フェースを探求するうえでは特に重要な意味を持つ。視覚障害者にとって
VUI
が理
想的な非視覚的体験でないとしたら、
VUI
の価値は何なのだろうか?
さまざまな障害を持つ人々のためにデザインする際の制約は、
VUI
デザイン以外の、
たとえば会話型アプリケーション(チャットボット)や没入型コンピューティング(仮
想現実:
VR
や拡張現実:
AR
)などの新規分野で、類似の課題に遭遇したときの解決
方法を探るヒントになる。
アクセシビリティーの知見から得た
VUI
デザインのベストプラクティスを以下に
挙げる。
・インタラクションは時間効率をよくすべきである
・インタラクションには意味づけがなされているべきである
・システムの個性よりもパーソナル化を優先すべきである
2.16.1
インタラクションは時間効率をよくすべきだ
ビジュアルなユーザー体験をデザインするとき、デザイナーはユーザーがひとつの
アクションを完了するのに必要なクリック数を少なくしようとする。クリックが増え
れば増えるほど、ユーザー体験は面倒で退屈に感じるようになる。 ...