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3.10
アバターの欠点
有意にプラスの評価をした。参加したのは特別に繊細な人々ではない。コンピュー
ター・サイエンスと電子工学の大学院生で、コンピューターに礼儀正しくすることな
どないと全員が言い張っていた。
健康・医療やエンターテイメントのように高度なつながりを必要とするシステムを
デザインする人は、アバター、あるいは少なくとも顔の利用を考えた方がよい。
情緒的要素の少ない作業、たとえば会議をスケジューリングしたり、映画を選んだ
り、買い物リストを作ったり、検索クエリを書いたりするときは、アバターは必ずし
も必要ではなく、むしろ気を散らす原因になることもある。
3.10
アバターの欠点
ここまでアバターを使うことで得られる利点をいくつか紹介したところで、反対に
欠点も見てみよう。
まずアバターを使うためには多くの追加作業が必要であり、しかもアバターがうま
く動作しないとユーザーを苛立たせたり、やる気をなくさせる恐れがある。瞬きする
だけで感情的反応も感情の認識もしないアバターは、障害でしかない。
本書の執筆時点で、バーチャルアシスタント分野のアバターはその大半が女性であ
り、たいてい若くて魅力的だ。バーチャルアシスタントをアダルトエンターテイメン
トアプリ向けに作っているのではない限り、これにこだわる理由はない。最近私がダ
ウンロードしたバーチャルアシスタントでは、若くて魅力的なマンガの女性がデフォ
ルトのアバターだった。彼女はときどき瞬き(あるいはウィンク)する以外ほとんど
何もしなかった。そのアプリでは ...