
97
3.7
アバターを使わないビジュアルフィードバック
私は健康相談のコールセンターでそれを実際に見たことがある。そして、アバターを
使うときにもこのアプローチが成功するところを見てきた。ユーザーがいつでも質問
の答えや問題の詳細をまとめて口にすると想定していると、システムは理解不能に
陥ってしまうことが多い。そうではなく、普通の会話のように断片に分けて尋ねるの
がよい。
会話の始め方については慎重に考えるべきだ。たとえば、
Sensely
では、「お元気
ですか?」という一般的なあいさつで始めることがある。ここから会話のボールが転
がり始める
―
相手は多くの場合簡単に「はい、元気です」と答えるが、もっと立ち
入った話をすることもある。このテクニックを利用するときは、簡単な応答とより立
ち入った応答の両方のタイプに対応できるようにしておく必要がある。
3.7
アバターを使わないビジュアルフィードバック
VUI
のビジュアルフィードバックはアバターと役者だけではない。あなたの
VUI
が聞いているとき、考えているとき、あるいは理解できなかったとき、ビジュアル
フィードバックを使ってそのことをユーザーに伝えることができる。バーチャルアシ
スタントの中には、
Cortana
のようにさらに一歩先を行くものもある(図
3-16
)。
Microsoft
のあるデザイナーが、
Cortana
のビジュアルな「ムード」について次の
ように説明している。
図
3-16.
Cortana
さまざまな「ムード」(画像出展元:
http://genieblog.ch/ ...