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日本版特別寄稿
1.3
まとめ
そのほかにも、ユーザーの学習コストをいかにして小さくするかを考える必要があ
る。
VUI
を使うための学習コストが高いと、せっかく音声を利用している
VUI
のメ
リットが下がってしまう。すでに既存のサービスやシステムが存在しているのであれ
ば、現在はどのような
UI
を実装し、ユーザーが実際にどのように操作しているかを
きちんと把握することが大切である。既存システムの
UI
の動作を言葉に置き換えて
VUI
用に翻案することで、ユーザーの学習コストを下げられる可能性がある。
1.3
まとめ
本稿では、サービスデザインの観点から、
VUI
デザインにおいて重要となるポイ
ントを解説した。特に重要なのは、「サービス」の全体の中で
VUI
にどういう役割を
持たせ、どういう場面で、どのように使わせるのかという位置付けを定義することで
ある。この位置付けによって、会話のゴールや、デザインする
VUI
のキャラクター
をはじめ、
VUI
の多くの要素が影響を受けることになる。
VUI
のキャラクターをデ
ザインする際には、
CM
やマンガ、アニメの演出が参考になるが、あくまでもゴール
を達成するためにキャラクターをデザインすることを忘れてはならない。さらに
VUI
はタイムラインに大きく依存するユーザーインターフェースであるため、ユーザーが
会話を「中断」した際のエラーハンドリングについても最初から検討しておくべきで
ある。
サービスをデザインする、という観点から
VUI
を捉え直すことで、優れたユーザー
体験や
VUI
をデザインすることができるだろう。 ...