
5.3
否定の扱い
140
図
5-3.
アシスタントの電話
発信時の曖昧さ回避
私はこれらのシステムが時間とともに改善していることに気づいた。以前は、たと
えばアドレス帳に載っている誰かにメッセージを送りたい、と言うと、
Google
は自
宅と携帯電話のどちらにテキストを送りたいかを尋ねた。最近は、携帯電話がデフォ
ルトになっている。自宅の固定電話にテキストメッセージを送ることはできないので、
これは理にかなっている。
5.3
否定の扱い
最近私はピザのチャットボットを使ってみた。トッピングを聞いてきたので、「マッ
シュルーム。でもペパロニはなし」とテキストを打ち込んだ。確認メッセージ(図
5-4
)が表示された。「わかりました。マッシュルームとペパロニピザのラージをひと
つお届けします。よろしいですか?」
この例は、応答の中の「なし」「いや」「以外」などの否定語に注目することの重要
性をよく表している。あなたの
VUI
が「今日の気分はどう?」と質問して、ユーザー
が「良いとはいえない」と答えたときに、(「良い」という単語に反応して)「それは
よかった」と陽気に応じたところを想像してほしい。ユーザーはおそらく、あなたの
VUI
を皮肉屋か頭が悪いのかどちらかだと思うだろう。こういうケースの扱いには
多くの努力が必要だが、これを怠ることの代償は高くつくことがある。
Hound
がこれをうまく扱った好例がある。私が 、「 近くにある日本料理以外のアジ