
3.6
ビジュアル
VUI
のベストプラクティス
92
ToyTalk
の
The Winston Show
はアバターを使って子供にシステムとのつきあい
方を学ばせる。ユーザーが話すためには、話している間ずっとボタンを押し続けなけ
ればならない(ほとんどのスマホアプリでは、ボタンを
1
回押すだけで話せる)。も
しボタンを押したあとすぐに離すと、アニメキャラクターの
Winston
が、「おっと、
マイクロホンを押していてね!」と言う。私が思うに、
ToyTalk
がこの方法を選んだ
のは、小さな子供は普通の「プッシュトゥトーク」がうまくできないので、マイクロ
ホンボタンを指で押し続けさせる(少なくとも指を画面上に置いておかせる)ことで、
自分が話すのをアプリが待っていることを意識させようとしたのだろう。これは会話
の終端検出への依存が減るという意味でもある。
3.6.4
ターンの交代とバージイン
従来の自動音声応答(
IVR
)システムでは、発話者はプロンプトが流れている途中
で「バージイン」(割り込み)できるのが普通だった。これは
IVR
システムでは非常
に便利だ。なぜなら
IVR
ではユーザーがメニューを簡単にスキップする方法はなく、
全部の選択肢を聞くまで待ちたくないからだ。
IVR
システムでは、発信者がバージイ
ンするとプロンプトは停止され、ユーザーが話し終わったあと(あるいは無音タイム
アウトになると)新しいプロンプトが流れる。
ビデオの途中でユーザーのバージインを許可するときには注意が必要だ。切り替
わった画面で、俳優がひとりで ...