
140
℉
/ 60
℃:危険ゾーンの上限
危険ゾーンのルール:
2
時間を超えて、食品を
40
℉
/ 4
℃から
140
℉
/ 60
℃
の温度範囲に置いてはいけない。
1980
年代の音楽のファンなら「ハイウェイ・トゥ・ザ・デンジャー・ゾー
ン」
*
を突っ走りたくなるかもしれないが、食品に関しては反対方向へのハイウェ
イに入ることをお勧めしたい。現代の食品供給システムは、かつてないほど絡
み合い、依存し合っている状況だ。私は今、この文章を書きながら朝食のシリ
アルとヨーグルト、バナナ、それにアーモンドを食べている。ミューズリーシ
リアルはスイス製だし、ヨーグルトは地元ニューイングランド産で、バナナは
コスタリカから、アーモンドはカリフォルニアから来たものだ。世界中の
3,000
マイルも離れたありとあらゆる方角から、食料はやってくる。例外といえば北
極くらいのものだ!
一年中新鮮な農産物や世界中の食材が手に入ることはすばらしいが、その反
面、何か間違いがあった際に影響を受ける人の数も増加している。ひとたびホ
ウレンソウ畑に汚染された水がまかれると、汚染源が特定される前に、数多く
の州や国境を越えて何百人もの消費者が食中毒を起こすかもしれない。
食品安全はセクシーな話題ではないが、重要なことだ。そして興味深い生物
学の問題もいくつか含まれている。(液体窒素の中でも生き延びられる寄生虫
がいるって、知っていましたか
?!
) この章(というより、この本全体)の他
のセクションとは違って、ここでは「上手に料理するために」という発想から ...