
6.
食品添加物の使い方
/ Playing with Chemicals
トランスグルタミナーゼ
さらに奇妙な食品添加物のひとつがトランスグルタミナーゼだ。これは、元
は血液から見つかった酵素で、グルタミンを他のアミノ酸と結合させる働きを
持つ。つまり、タンパク質の接着剤だ。トランスグルタミナーゼを使えば、数
個の肉片を融合させて
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個の大きな肉片にしたり、ミルクやヨーグルトのタン
パク質を長くつなげてとろみをつけたりすることができる。また、パスタを硬
くしたり、グルテンフリーのパンに弾力性を持たせたり(ちぎれずにのばせる
ように)するためにも使われている。タンパク質を含むものならほとんど何で
も、トランスグルタミナーゼを使ってくっつけることができるのだ。
トランスグルタミナーゼをがあれば、キッチンでどんなことができるだろう
か? もちろん、これを使ってフランケンシュタイン肉(例えば鶏肉をステー
キにくっつける)を作れるのは明らかだが、面白おかしく思えてもおいしいも
のではない。その上、異なる温度範囲が調理に必要とされるため、現実的では
ない。帆立のベーコン巻のレシピはアイディアの出発点になるだろうが、タン
パク質を結合するという概念は、どんなタンパク質に富む食材を取り扱う際に
も応用することができる。
キエフ風チキン(伝統的には平らにした鶏むね肉でハーブ入りバターを巻い
た料理)を、シンプルに作ることを考えてみよう。平らにした鶏むね肉の端を、
トランスグルタミナーゼでくっつけるのだ。ターダッキン(
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