
5.
ハードウェアで遊ぶ
/ Fun with Hardware
トマトジュースを遠心分離すると、
3
つの層に分かれる。中間は透明な水のよ
うに見える(全く黄味がかってはいない!)が、トマトの味がする。つぶした
植物質(挽いたナッツや、ピュレしたフルーツや野菜)も、遠心分離すると同
様の効果が得られ、数分でナッツオイルを作ったり(オイルは密度が低いため
上部に分離する)他の植物から風味のある油脂を分離したりできる。これは他
の方法では不可能なことだ。遠心分離機を使える幸運な人は、手始めにトマト
ジュースを遠心分離してみてほしい。水のように見えるが味や匂いはトマトと
いうショッキングな経験は、忘れがたいものになるはずだ。詳しくは、
http://
cookingforgeeks.com/book/centrifuge/
をチェックしてみてほしい。
乾燥
乾燥を分離として考えたことはないかもしれないが、食品が水分を失う際に
は蒸発または昇華によって水が分離しているのだ。食品の自然空気乾燥はたぶ
ん最も古い保存方法であり、腐ったりかびたりしないように食品の保存期間を
延ばすシンプルな方法でもある。冷蔵技術の発達した現代でも、われわれはい
まだに食品を乾燥させて食感を望ましく変化させ、硬いドライフルーツや歯ご
たえのあるビーフジャーキーやカリッとしたケールチップスを作っている。
温暖で乾燥した地域、つまり夏の天気の良い日には気温が
85
℉
/ 30
℃以上に
上がっても湿度は
60%
以下に保たれるような場所(ああ、カリフォルニアだ) ...