
6.
食品添加物の使い方
/ Playing with Chemicals
レシチンは、乳化剤として働くのと同じ理由で、フォームを作り出すことも
できる。液体の材料を「フォーム」として使った料理を食べる機会があれば(私
はタラの上にニンジンのフォームを乗せた料理や、ウニの上に青リンゴのフォー
ムを乗せた料理を食べたことがある)、それはきっとシェフが液体にレシチン
を加えてホイップかピュレして作ったものだろう。フォームは料理を重くせず
に風味を付けられる、楽しい方法だ。
キッチンでの使い方 乳化剤としては、重量比でおおよそ0.5〜1%の粉末レシチンを加えて泡立てる。
フォームを作るには、重量比でおおよそ1〜2%の粉 末レシチンを加え、
ハンドブレンダーか泡立て器を使って液体を泡立たせる。クリームホイッパー
(331ページを参照してほしい)を持っている人なら、通常はスプレーした後に
泡がなくなってしまうような液体でもレシチンを使えば 、安定したフォームを作るため
にレシチンが作れる。
食品業界での利用 レシチンは、安定したエマルションを作るために利用される。また、マーガリンの
飛散防止剤や、チョコレートでは製造中に溶けたチョコレートの粘度を下げるため、
そしてくっつき防止スプレーの 有 効 成 分としても使われている。
原料と化学的性質 レシチンは通常、大豆から大豆油を精製する際の副産物として得られる。
製造業者はレシチンを、さやから取り出して煮た大豆をつぶして機械的に
分離(抽出、ろ過、および洗浄)した粗