March 2021
Beginner to intermediate
288 pages
5h 8m
Japanese
| ケン・シュエイバー | ![]() |
スクラムはマインドセットだ。複雑でカオスな問題を役に立つものに変えるアプローチだ。ジェフ・サザーランドと私は、3つの柱をスクラムの基礎とした。
スクラムガイドは、スクラムとは何かを明確に定義する知識体系だ(そして、スクラムは何ではないかも定義する)。スクラムガイドには、スクラムの使い方、スクラムの実装方法、スクラムを使ったプロダクトの作り方は書かれていない。
スクラムとは何か? どう使えばいいのか? 研修やカンファレンスに参加したり、本やブログを読んだりして、みなスクラムを学んできた。だが、スクラムの本質的な学びが得られるのは、スクラムの知識を活用したいと渇望し、ビジョン、コンセプトから実際に使えるものを作ってみようとする行動からだ。やっているうちにスクラムの道理がわかってくる。スクラムによって成果をうまく出せるようになる。スクラムをやってみて学ぶのは、共通理解を形成する難しさだ。何を欲しているのか、何が可能なのか、最善を尽くして一緒に働いて成果を出すにはどんなスキルが必要なのか、といったことだ。
2009年に、ウォーターフォールの型を破壊したことに気がついた。私たちの「アジャイルで軽量な」アプローチが、世界に出現しつつある複雑さに取り組むのに適していることに、多くの人たちが気づいた。しかし、お互いに同時に電話をしても通話できないように、スクラムの解釈も多様化してしまった。コミュニケーションの問題、不適切なモニタリングや商業的な理由など、理由はたくさんある。スクラムが自分たちのニーズを満たすプロダクトの作り方を教えてくれると思った人にとっては、スクラムは弱々しく見えた。明確に答えを教えてくれなかったからだ。 ...
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