March 2021
Beginner to intermediate
288 pages
5h 8m
Japanese
| ジェフ・パットン | ![]() |
プロダクトについて考えてみよう。誰かに伝えたくなるプロダクトだ。何がプロダクトを良いものにするのだろうか? 素晴らしくするのだろうか? あなたは、使いやすいとか、問題が片付く、楽しい、儲かるといった言葉を口にするに違いない。あなたが考えたものは、プロダクトの顧客の便益、もしくはプロダクトに投資した会社の財務上の利益であろう。
納期に間に合ったとか、予算内だったとか、ステークホルダーがハッピーだったとかは考えなかったはずだ。それはプロジェクトの成功要因ではあっても、プロダクトの成功要因ではないからだ。
プロダクト中心になるとは、プロダクトを開発し届けたあとの顧客やユーザーの行動に集中し、計測するということだ。顧客やユーザーがプロダクトを試し、実際に使い、使い続け、プロダクトをほめてくれることを私たちは望んでいる。プロダクトをリリースしたあとに起こることが、アウトカムだ。そして顧客やユーザーがそのような行動をすると、プロダクトの開発に投資した組織にはインパクトがある。投資対効果が改善したり、マーケットシェアが増えたり、内部で利用するプロダクトならコストが削減されたりする。
注意してスクラムを使っていても、アウトカムやインパクトを見失うことは多い。スクラムでアウトプットにフォーカスするのは簡単だからだ。スプリントは、どれだけリリース判断可能なインクリメントを作れるかを予測することから始まる。スプリントの時間は固定されている。チームのメンバーは固定されており、 ...
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