29デジタルツールは有害だ:スプリントバックログ
| バス・ヴォッデ | ![]() |
不幸なことに、デジタルスプリントバックログはよく使われている。不幸なことと書いたのは、デジタルスプリントバックログは、チームのダイナミクスとコラボレーションに悪影響を及ぼしやすいからだ。プロダクトバックログにもデジタルツールはよく使われるが、害は大きくない。デジタルスプリントバックログの使用は避けること! 筆者が観察したデジタルスプリントバックログの害の例を4つ挙げる。どれもチームや組織の機能不全を反映したものだ。
1. チームメンバーが同じ場所にいない。メンバーが分散したチームは普通にある。チームが一緒にいる必要はないと考える会社が多く、大多数のチームを分散させるという組織的な愚かさを発揮してしまうからだ。私の別の記事「Co-location Still Matters(コロケーションはまだ重要)」(https://oreil.ly/1wxA-)を読んでみてほしい。分散したチームは、すぐにデジタルスプリントバックログに飛び付きがちだ。分散していても、付箋紙のスプリントバックログをホワイトボード、ビデオ、写真と組み合わせてうまくやっているチームを多数知っている。
2. スプリントバックログのツールが強制されている。スプリントバックログのツールを「統一する」メリットについて、チームにしょっちゅう尋ねてきた。いまだに明確な回答は得られていない。ありがちな回答は、スプリントの進捗が把握しやすくなる、というものだ。これは、スクラムがマイクロマネジメントのために誤用されている明確な兆候だ。スプリントの進捗の把握はチームの責任だからだ。ほかによくある回答は、スプリントバックログからメトリクスを生成するためというものだ。だが、チーム外の人にとって意味のあるメトリクスは、スプリントバックログではなくプロダクトバックログから生成される。 ...
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