March 2021
Beginner to intermediate
288 pages
5h 8m
Japanese
| サイモン・ラインドル | ![]() |
この話は2006年に初めてスクラムをやったときのものだ。私たちはコールセンターの管理対象ドキュメントをスキャンして処理するという複雑で難しい新システムを作っていた。
私を含むチームメンバーのほとんどはエクストリームプログラミングを適用していたプロジェクトから移ってきた。私たちはスクラムを使ってデリバリーを改善しようとしていた。
私たちはスプリントを開始し、3週間のリズムで作業を進めた。自動化した環境があって、インストール用のファイルとスクリプトを生成して、それをテストサーバーにコピーしてインストールし、夜通しテストを動かしていた。これはとてもうまくいっていると思っていた。
かなり新しい技術で全体を実現していて、その技術がアーキテクチャーとプロダクト戦略の要になっていた。数スプリントが経過して、状況は厳しさを増していった。土台になる多くの作業は終わり、適切に統合されていない部分を組み込もうとしていた。私たちが使っている技術の専門家は、これからスプリントレビューに向けて進めなければいけないという大変な時期にも関わらず、時間が取れなかった。
スプリントレビューがやって来たが、見込んだとおりのものを追加して統合することができなかった。実際、何も見せるものはなかったのだ。最後のビルドは壊れていて、インストールすらできなかった。何もテストしていないものだけが残っていて、チームとして自信を持って使えるものを共有することもできなかった。コールセンターチームの担当マネージャーである上位のステークホルダーが出席していて、とても期待して待っていた。 ...
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