March 2021
Beginner to intermediate
288 pages
5h 8m
Japanese
| ボブ・ウォーフィールド | ![]() |
私がデイリーミーティングと、のちにクアトロメソッド(https://oreil.ly/SfpLe)となった活動の多くを始めたのは、ライス大学時代(1979〜1983年)にスチュアート・フェルドマンの講演を聴いてからだ。
フェルドマンは1976年にベル研究所で、UNIXのビルド自動化ツールであるMakeを開発した。そして、Makeとは本当は何なのかについて驚くべき視点を示してくれた。多くの開発者が一緒に効率的に働くのを可能にする方法だという視点だ。彼の主張は、7±2人以上の開発者が一緒にうまく働く方法はないというものだった。知ってのとおり、電話番号は7桁だ。それが平均的な人間の短期記憶の容量だからだ。良いメニューデザインは7個を超える項目にならないように推奨している。さもないと最後の項目を読んだときに最初の項目を忘れてしまうからだ。フェルドマンはソフトウェア開発を主にコミュニケーションの問題と捉えていたので、何人の開発者が一緒に働くことができるのかという点についても同じ考え方を適用した。
すばやく動かなければいけない小さなスタートアップを自分が立ち上げたときに、フェルドマンの言う「コミュニケーションのボトルネック問題」が頭をよぎった。そこでは、大量の仕様書やドキュメントを書く時間などなかった。人手も足りなかったし、目標も揺れ動いていた。重要なのは、流動性を保ち、反応性が高く、データ駆動でいることであり、最初に作った歴史的で漠然としたビジョンに惑わされないようにすることだった。そのため、私たちはコミュニケーションの問題に正面から取り組むようにした。毎日開発者全員の状況を確認しなければいけなかったのだ。 ...
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