March 2021
Beginner to intermediate
288 pages
5h 8m
Japanese
| ラファエル・サバー | ![]() |
スクラムをソフトウェア開発に適用したらこんな感じになるだろう。従来のそれぞれの開発工程から、注意深く1人ずつメンバーを選んでチームを作る。チームに解決したい問題の説明を渡す。これまでの半分の予算と納期で、ほかのシステムより倍は良いシステムを作れと伝えて、チームを不安にさせる。次に、やり方を決めるのもチームの仕事だと言う。
――『Wicked Problems, Righteous Solutions』Peter DeGrace、Leslie Hulet Stahl(Prentice Hall、1990)
現在知られているフレームワークとしてのスクラムが公式に発表されたのは、1995年だ。ジェフ・サザーランドとケン・シュエイバーが1992年に始めた開発のやり方をまとめたのがスクラムだ。ジェフ・サザーランドとケン・シュエイバーは、ハーバードビジネスレビューに掲載された、竹内と野中による論文『The New New Product Development Game』†1を頻繁に引用した。日本人のビジネス分野の教授が、新たなプロダクト(車、プリンター、コピー機、PCなど)を開発している企業を調べ上げたのだ。論文のなかで、著者は新しいプロダクトの開発をうまくやっている企業の開発チームがどのように仕事しているかを説明するのにラグビーのアナロジーを用いた。中心にあるのは、自己組織化と、自己組織化を成功につなげる境界だった。 ...
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