March 2021
Beginner to intermediate
288 pages
5h 8m
Japanese
| ラファエル・サバー | ![]() |
スプリントレビューが始まる。このスプリントの終わりも近い。開発チームとプロダクトオーナーは、クライアントやほかのステークホルダーにスプリントの成果を見せる。参加者はデモを見たあと、Q&Aでいくつか簡単な質問をしただけで、あまり口を開くこともなかった。レビューの終わりに、成果を承認し、拍手して解散した。レビューは終わった。まあ成功だろう。
場合によっては、クライアントとほかのステークホルダーは成果を承認せず、拍手の代わりにぶつぶつ文句を言って去ることもあるだろう。レビューは失敗。
そんなレビューに身に覚えはないだろうか? もっと悪いのは、クライアントもステークホルダーもいないレビューだろうか。
どちらの場合も同じ問題を抱えている。クライアントやステークホルダーが見たものを理解したかどうかをチームが知るすべはあっただろうか? そもそもクライアントやステークホルダーは関心を持って見ていただろうか? プロダクトがリリースされ、ニーズが満たされないことがわかっても、彼らは無関心のままなのだろうか?
スクラムのスプリントレビューの目的は、スプリントの成果の公的な承認(もしくは否認)を得ることではない。オーケーをもらったり、契約に「承認」スタンプをもらったりすることよりも、もっと重要なことがあるのだ。実際、何かを受け渡したりするミーティングではない。スプリントレビューのゴールは、スプリントで作成したプロダクトインクリメントへの ...
Read now
Unlock full access