38スプリント計画には何を入れている?
| リッチ・フントハウゼン | ![]() |
スクラムでは、スプリントプランニングにおいて、スプリントゴール、予想、予想を実現する計画を作ることになっている。スプリントゴールとは、スプリント中に予想したプロダクトバックログアイテム(PBI)を実現することで達成する目的のことだ。予想は、開発チームが選択したPBIのセットで、スプリント中に完成できると評価したものだ。
スプリントゴールを決め、予想を立てたら、開発チームは選択した機能を「完成」したプロダクトインクリメントにするための計画を練る。計画は、チーム全員に理解できるもので、進捗が測れるようになっていなければいけない。
スプリント計画の表現方法をいくつか見ていこう。
スプリント計画をタスクで表現する
よくあるのは、計画をタスクで表現する方法だ。スプリントプランニング中、あるいはプランニングが終わってからも、開発チームは予想したそれぞれのPBIについて議論し、チームとして、小さくて実行可能な開発タスクという観点で作業を洗い出す。それぞれの作業は、別々のタスクとして捉えられ、サイズと時間が見積もられる。タスクは1日以内に終わるようにしたほうがよい。開発チームがスプリント中に進捗するにつれ、タスクを「作業中」に移動させ、さらに「完成」に移動させる。タスクを数え、残作業を集計することで進捗を検査できる。
スプリント計画をテストで表現する
あまりよく使われる方法ではないが、強力なのが受け入れテストで計画を表現する方法だ。スプリントプランニング中、あるいはプランニングが終わってからも、開発チームは予想したそれぞれのPBIについて議論し、チームとして、1つあるいは複数の受け入れテストを作成する。テストは受け入れ基準から作られ、ふるまい駆動開発(BDD)の表記方法が使われることが多い。開発チームがスプリント中に進捗するにつれ、受け入れテストの状態が「失敗」から「成功」に変わっていく。「失敗」しているテストと「成功」しているテストを数えることで、進捗を検査できる。 ...
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