57サーバントリーダーシップはまず自分から
| ボブ・ガレン | ![]() |
スクラムガイドからスクラムマスターについての記述をちょっと引用してみよう。
スクラムマスターは、スクラムチームのサーバントリーダーである。スクラムマスターは、さまざまな形でプロダクトオーナーを支援する。スクラムマスターは、さまざまな形で開発チームを支援する。スクラムマスターは、さまざまな形で組織を支援する。
支援がスクラムマスターの役割の基本部分であることは明確だ。ただし、支援にフォーカスして見ていると、重要な部分が抜け落ちる気がする。そして、私はそこが重要だと思うのだ。
アジャイルリーダーシップとはインサイドアウトの仕事だ。リーダーは自分から始め、自分を支援し、自分の強み、ニーズ、ゴールを検証し、アジャイルの原則とスクラムの価値に沿った形にしていく。自分自身のDNAや骨に深く刻みこむことができれば、有効なアジャイルリーダーになるための適切なマインドセットを持てたことになるだろう。
スクラムマスターも同じだ。ほかの人たちを支援することに集中しすぎるあまり、自分自身を忘れてしまうのだ。
自分を支援するためにできる例をいくつか示そう。
自分の好奇心を満たす余裕や機会を作る。理解を改善する質問をするため、いろいろなことを試すため、視野を広げて可能性を広げるためだ。何かを見つけても、すぐに何かしなければいけないわけではない。見つけたものをちょっと楽しめばよい。
自分自身を更新できる余裕を作る。改めて見てみよう。さまざまな理由があるが、この役割はものすごく難しい。チームはスクラムでのやり方を見つけるために本当に苦しんでいるかもしれない。組織から、チームを4つも「割り当て」られているかもしれない。罪悪感なくリラックスできる十分な時間が必要だ。十分に睡眠をとり、パートナーと一緒に十分に休暇をとる必要もある。 ...
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