97eduScrumを使った教育現場でのアジャイル
| ウィリー・ワイナンズ | ![]() |
スクラムは今日の変化の激しいマーケットのニーズにあったもので、さらに重要なことにアジャイルのマインドセットを備えたものである。これからの労働者はこのような変化の激しいマーケットでの課題に取り組み、働き方も変えていかなければいけない。だが、残念ながら現在の教育システムはこのような進化を見過ごしていて、教育が提供するものとマーケットが求めるもののあいだに大きなギャップが残ったままだ。
eduScrum(https://oreil.ly/MbERJ)は教育システムにスクラムを適用するもので、教育システムとマーケットの要求とのあいだのギャップを縮めるものだ。
eduScrumの根底にある原則は自律と信頼だ。子供たちには責任を取る能力があり、従来のシステムが想像している以上に独立してチームで一緒に作業ができる。生徒は自分たちの学習プロセスのオーナーシップを取るように任されると、自分たちのすることに責任を持つようになる。教員としては、その場にいてファシリテーションしたりコーチングしたりできるようにしておきつつ、彼らが必要な自由と場所を与えるのだ。
私は、個性を伸ばすことが出発点だと考えている。この土台を足掛かりに、生徒は積極的に関わることができるようになっていく。元来備え持ったモチベーションを高めることで、彼らはより生産的になり、楽しみながら成果を得られるようになるのだ。
eduScrumはアクティブで協調的な教育プロセスだ。eduScrumでは固定のリズムで課題を設定し、スプリントで作業を進めていく。生徒は自律的に自分たちの活動を決める。それには進捗を自分たちで把握することも含まれる。教員は学習目標に沿って課題を設定する。だが、eduScrumの教員は単なるインストラクターではなく、コーチングしたり、教えたり、ファシリテーションしたり、アドバイスを与えたりする。eduScrumは教育をひっくり返したのだ! 教員主導の教育から、生徒主導で生徒自身が組み立てた教育に移行したのである。教員は「なに」と「なぜ」を決め、「どうやって」は生徒が決める。生徒自身が「どうやって」だけでなく「なに」と「なぜ」も決めている状況に遭遇したこともある。 ...
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