March 2021
Beginner to intermediate
288 pages
5h 8m
Japanese
| ラルフ・ヨチャムドン・マクグリール | ![]() |
「スプリントゴール」という単語はスクラムガイドで27回登場する。これは、スプリントゴールがスクラムにおいて重要な概念であることの現れだ。だが、実際には間違いなく理解されていない概念でもある。アジャイルマニフェストではこう言っている。
プロセスやツールよりも個人と対話を
このマインドセットはアジリティとチームが自己組織化する上での土台となるものだ。だが、自己組織化はひとりでに生まれたりはしない。直感に反して、自己組織化には決められた境界(ルール)と明確な目的(ビジョン)が必要だ。スクラムフレームワークは、複雑な問題に取り組むための実証済みのルールの集まりだ。理想的には、最初のスプリントの前に明確なプロダクトビジョンができていて、繰り返しそれを伝えることが望ましい。プロダクトオーナーにはこれに対する説明責任があり、スクラムのリズムを活用してビジョンを強化できる。良いビジョンがあることで、スクラムチームは共通の目的に向けて集中し、モチベーションを持てるようになる。だが、ビジョンは一足飛びには達成できない。途中にはいくつもの小さな飛び石がある。それがスプリントゴールだ。
1つの目標にたどり着くことは、別の目標の始まりである ...
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