March 2021
Beginner to intermediate
288 pages
5h 8m
Japanese
| ライアン・リプリー | ![]() |
スクラムマスターの役割を引き受けるときに必ず直面する厳しい現実がある。それは「自分」が重要なわけではないということだ。
これに気づいたことで、1年以上かけてプロジェクトマネージャーからスクラムマスターに変わっていくあいだ、私は何日も眠れぬ夜を過ごした。プロジェクトマネージャーとして私はかつて注目の的だった。チームにゴールテープを切らせるための計画もあった。運営委員会にプレゼンテーションもした。動作するソフトウェアのデモを行い質問をさばく担当で、自分が仕様や技術面で詳細を知らない場合は、開発者に助けを求めたこともあった。予算の問題を抱えてる人がいれば、それにも対処した。
スクラムマスターとしての経験から学んだのは、自分自身が変わる必要があるということだ。実際、私自身がじわじわと変わった(自己満足とストレスレベルの改善のためではあるが)。
プロダクトオーナーは、プロダクトの戦略的、戦術的、金銭的方向性を定めることにおいて、完全な権限を与えられている。開発チームはデリバリーと品質について説明責任を持つ。誰も、スクラムマスターでさえ、どんな仕事のやり方が最善なのかを開発チームに教えることはできない。私がどうやってここに書いたようなやり方を始めたのかに気づくと、ステークホルダーたちは私に電話をよこすのをやめ、必ずスプリントレビューという協調的なイベントの時間にプロダクトオーナーか開発チームのところに直接出向いて質問をするようになった。 ...
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