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常識
この本のすべてのページは編集者さんによるチェック済みです。なぜでしょう?
それは、あなたがどんなに頭が良くて優秀で、書き手として熟練していても、自分自身の書いたもの
を校正することはできないからです。書いている内容を熟知し過ぎていて、頭の中で言葉を丸めてしまっ
たりしているので、はじめてその内容を読む人の気持ちには到底なれないのです。
コードを書くのも似たり寄ったりです。実際、他人がきちんと校正しなければ文章が書けないとすれ
ば、コードを
1
人で書くことも確実に不可能です。コードはこれ以上ないほど詳細部分まで正確でなけ
ればいけない上に、人間が読む文章も含んでいるのです
!!
(コメントだって書かなくちゃならないで
しょ?)
2
人分の頭脳は
1
人分より優ると言うのは常識でして、特に
2
人目が対象ドメインの専門家だったり、
書き手がまだ苦労を知らない若輩の開発者の場合は特にそうです。
しかし、すべてが薔薇色のことばか
りではありません。コードレビューが高価な開発者の時間を占有
するというのも本当です。結局、
4
人が
1
日に
6
時間ある作業時間のうち
90
分をミーティングに費し
たとしたら、その時間は開発者まる
1
日ぶんということになります。これは大きな時間の投資なので、
利得がコストを上回るかどうか問われるのも当然のことです。
幸いなことに、データはあります。過去
10
年間で、コードレビューを効率的に行う方法に関する知
識は飛躍的に増えました。コードレビューを適切に実行することで、テストやその他の知られているデ
バッグ手法よりも素早く、バグが発見できます。ただし、非効率的なやり方で実行すると、あっという ...