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章 アーキテクティング:いつ、どれだけ
?
変更を行うコストが「時間が経つにつれて緩やかに上昇するなら……あなたはプロセスのできるだ
け遅い時期に決定を下そうと思うでしょう……また……必要なことを実装することだけを決断する
でしょう」
ただし、「緩やかなコスト曲線が
XP
を可能なものとする反面、逆に急速に増加するコスト曲線は
XP
を不可能なものとします」。■
従って私たちは、
XP
やその他のアジャイル手法が、緩やかな変更コスト曲線を保証してくれるかど
うかを知りたいわけです。私たちはまた、他のどのような手法が変更コスト曲線を緩やかなものとし、
それによって後の段階での修正がプロジェクトのコストや完成期日を脅やかさないですむか、また急な
変更コスト曲線を持つプロジェクトにおいて修正を減らすにはどうしたらいいかも、知りたいです。本
章では、これらの問いに対するいくつかの回答を提供します。
どれだけアーキテクティングを行えば十分なのか
?
急上昇する変更コスト曲線が、
XP
などのアジャイル手法を不可能にするとしたら、開発プロジェク
トに対する準備にはどれだけ投資すべきでしょうか?
それを決定すべき人たちの中には、「建築家には
建築コストの
10%
を支払うのだから、ソフトウェアのアーキテクティングにもそれくらい支払う」みた
いな類推をする人もいます。しかし、ソフトウェアに対しては実のところ、どれくらいの割合が適正な
のでしょうか?
おそらく、
10%
というのは少なすぎたり多すぎたりするでしょう。コスト削減を指向
する決定者の多くは、ソフトウェアアーキテクティングが直接製品を生み出さないことを理由に、その ...