
511
1999
年
11
月、私は
Visual Studio
のユーザエクスペリエンスグループでユーザエクスペリエンス
†
の研究者として働きはじめました。私は自分が以前の仕事で使った製品を設計したチームに入れてワク
ワクしました。モトローラ社でソフトウェア開発者として働きながら、いつも私は
Visual Studio
のユー
ザエクスペリエンスには劇的な改良ができるはずだと思っていましたから、私にとってはチャンスだっ
たのです。しかし、今になってみれば明白なことなのですが、開発者のユーザエクスペリエンスを改良
する方法は、開発ツールに注力することだけではない、と私が理解するまでに、およそ
1
年が掛かりま
した。
チームに加わった時、私は開発者が
Visual Studio
を使うやり方を深く理解しようということだけに
集中していました。私は同僚たちと一緒に、数えきれないほどの時間を、開発者たちが
Visual Studio
で新しいプロジェクトを作ったり、新しいクラスを
C++
プロジェクトに追加したり、
Web
サービスを
デバッグしたりするときに経験したこと、その他にも多くのエクスペリエンスを観察して過ごしました。
私たちは顧客をさらに良く理解することができ、その理解したことを開発ツールを設計し構築すること
に応用するにはどうしたらよいかについて、たくさんの有益な情報を学びました。
しかし、何か足らないこともありました。開発者たちの開発ツールに対するエクスペリエンスは向上
を続けていましたが、総合的なエクスペリエンスはそれほどまでの改善はありませんでした。私たちは ...