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章 プログラミングを学ぶことはなぜそんなに困難か
?
動機の文脈情況へのあてはめ
ここまでに分かったことは、コンピューティングに入門した学生たちは設計やプログラミングに関し
て、私たちが思うよりもはるかに少ししか学習せず、かなりの高い率で最初の科目を落としてしまうこ
とです。テキストからビジュアル(視覚化)のモードへの変更は常に良い結果になるとは限らないこと
が分かっており、それはつまり、他の変数が影響をもたらしている可能性を示唆しています。前節では、
視覚化がどのように使われるかの違いがそのような変数の
1
つかもしれないと分かりました。学生の成
功や学習を改善するためには、他にどのような変数を私たちは操作できるでしょうか?
1999
年、ジョージア工科大学は全学部生に対してコンピューティング入門科目を必修化することに
しました。この要件について、最初の数年間は、たった
1
つの科目だけが必修要件を満たしました。全
体としてのこの科目の合格率は
78%
で、
Bennedsen
と
Caspersen
の分析に基づけば、かなり良い率だ
と言えました[
Bennedsen and Caspersen 2007
]。しかし、その数字はさらに分解してみると、それほ
ど良い値ではなかったのです。教養、建築、経営学部の学生の合格率は
50%
未満でした[
Tew et al.
2005a
]。女性が男性の「
2
倍近く」不合格になっていました。「すべての」学生を対象にした
1
つの科目
なのに、主に技術系の男性が合格するということが、コンピューティングを教える際のよくある問題点 ...