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章 信頼性〜なぜ確信できなくてはいけないか
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を再度行う(複製する)ことですが、その際に条件を元の調査とほぼ全く同じにすることも(厳
密な複製)、同じではないけれど同じ方向になるようにすることも(緩い複製)あります。質的
調査はほぼ常に特定個人のコンテキストに関わるものなので、厳密な複製を行うことは困難で
す。しかしだからといって、調査の結果が再現可能でない、とは言えません
―
実際、再現可
能なことが多いのです。そして重要度の観点から言えば、厳密な複製よりも緩い複製の方が、
その結果がより広く適用可能だと示しているわけなので、一層価値があるのです。他方、量的
な調査の結果は時として再現ができません。たとえば、
John Daly
の継承の深さに関する実験
は、
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つの異なる研究グループにより複製されましたが、すべてが互いに矛盾する結果となっ
ています[
Prechelt et al. 2003
]。
まとめると、量的な調査の威力は、状況を少量の簡潔な記述で捕捉でき
、そのため物ごとを非常に明
快にできる場合がある、という点です。一方その不利な点は、多くの情報を無視してしまうため、結果
が本当は何を意味しているのか、その結果が適用可能なのはどの場合かの判断が難しいことが多いこと
です。質的な研究の威力は、その結果が現実世界の複雑さを反映し明らかにしてくれる点です。その不
利な点は、そのために評価がひどく難しいことです。どんな調査結果も、実験の範囲が一般化できない
ような狭いものであったり、観察の状況があまりに異っているなどのために、その結果が現実世界のコ ...