
75
参考文献
成されたかも知れない、という主張も成り立ちます。対照群が無いわけですから。しかしこの活動に参
加した人たちはそうは思っていません。私たちは、学習プロセスがうまく働いてこれらの結果をもたら
したものと信じています。この
25
年間に渡る調査に対して対照群を用意することなど不可能でした。
私たち自身、どこが出発点で、何をやって、どのように進んで行くかが分かっていなかったのですから。
SEL
の
25
年間で、私たちはソフトウェア改善について多くを学びました。私たちの学習プロセスは、
ソフトウェア開発プロセス自体がそうであったのと同様に、継続的かつ発展的でした。私たちは学んだ
ことをパッケージ化してプロセス、製品、組織構造に還元しました。この進化は研究と実践の共生関係
により支えられました。この関係には、両方の側の忍耐と理解が必要ですが、それがはぐくまれると、
本当に実を結ぶ結果が得られます。
適用により学ぶことか
ら得られた洞察を、予備実験的、擬似実験、制御実験、ケーススタディにより
補強していくことで、フォーマルな実験だけからは得られなかったような実務面および理論面での結果
という富をもたらしました。そしてこれは、
GQM
アプローチ、
QIP
、経験ファクトリ、およびさまざ
まな技法・手法の開発と評価を実現可能とした大規模な学習だったのです。
参考文献
[
Bailey and Basili 1983
]
Bailey, J. and V. Basili. 1983. A Meta-Model for Software ...