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章 コード行数を超えて:さらなる複雑度メトリクスは必要か
?
統計的手法に対するコメント
統計分析によってデータから抽出された結論の有効性を脅かすものは色々あります。本章のはじめに
取り上げた出口調査の例に戻ってみると、インタビューを受ける人の社会上・経済上のプロフィールが
出口調査の結果に偏りをもたらします。頑健な出口調査のためにはランダムなサンプルが選ばれる必要
があります。そうでなければ、調査は現実の選挙結果を正確に予測できないでしょう。同様に本章で示
された結果も、有効性を脅かす何らかの要因によって偏りを生じている可能性があり、その結論が他の
ソフトウェアプロジェクトでは成り立たないかもしれません。分析の完全性のために、ここでは有効性
に対する脅威について検討します。
●
あなたが着目する最初の問題は、前節で示した相関の統計的有意度です。統計的性質とサンプルの
大きさ(今回は
10
万単位)
のために、有意度は極めて高くなっています(
99.99%
のオーダーにな
りま
す)。
●
ソフトウェア開発の見地からは、本研究は他のプログラミング言語へと拡張されるべきです。ここ
で
C
言語について示した結論は、他のプログラミング言語については成り立たないかもしれませ
ん。
C
言語は現在、オープンソースコミュニティでは(現に使われているコードという点で)最も
一般的な言語ですが、他の言語も非常に普及してきて、
C
よりも急速に利用が広がりつつあり、膨
大な量のコードが公開されています。
●
最後に、本研究で使われたすべてのソースコードは、 ...