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章 コンピュータサイエンスに女性が増えない理由
う説明の方が、よりもっともらしいということになりそうです。
調査対象となった
21
か国すべてで
CS
分野の女性が少数派だったことは、女性と男性はそれぞれ異
なる職業に適性があるとする、深く共有された信念が、既存の文化の中にあることを示唆しています。
Charles
と
Bradley
の研究で非常に興味深いのは、社会的・文化的な影響力がこれほど多くの多様な国
にまたがって効果をもたらす余地があるという点です。米国では、教育が個人に与えるべき社会的な目
標として、選択の自由と自己実現が強調されます。にもかかわらず、広く行き渡ったステレオタイプが
学生たちのさまざまな方向への「自由な」選択を密かに妨げ、私たちの文化における女性や男性である
ことの伝統的なアイデンティティに沿った方向に進ませてしまっているかもしれないのです。
Charles
と
Bradley
は、韓国やアイルランドのように政府がカリキュラムの方向性を強く制御する場合に、
CS
分野における女性の少数派傾向が小さいことを見出しました。これから示唆される方向として、青年期
における進路選択をジェンダーステレオタイプがこれほどまでに大きな影響を与えなくなる時点まで遅
らせる方がいいかもしれないという点と、児童・生徒が幼稚園から小学校・中学校・高校を経てさらに
その先まで、
CS
を含む数学・科学を探検し続けられるような政策を実施することとが、挙げられます。
†
原注:この値は、各国の CS プログラムで男性が過度に多数派であることを示すものです。その計算方法は、前もって ...