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将来展望
将来展望
数十年間にわたるソフトウェア工学の研究にも関わらず、今のところ私たちは、ソフトウェアプロジェ
クトの進め方を本当に変革するような、有力なエビデンスの例を、ほとんど目にしてきませんでした。
私たちはその理由を、コンテキストの問題ではないかと考えています。研究者たちが
A
についてのエビ
デンスを作り出しているのに、聴衆は
B
、
C
、
D
などに関心を持っている、というわけです。私たちは、
ソフトウェア工学上のエビデンスを探している研究者たちに、もう少し謙虚になるように薦めます。少
なくとも現状では、
B
、
C
、
D
が実際のところ何であるのかを、私たちがより良く理解する手助けをし
てくれるような、ソフトウェアの実践畑の人たちと努めて交わり、彼らの言うことに耳を傾けることを
薦めます。私たちは、私たちの研究領域については、少なくともいったんは後退して、すべてのプロジェ
クトに対してすべての場合に成り立つような結果
に関するエビデンスを求めるという目標は棚上げする
必要があるかもしれない、と考えています。ローカルな場面においてはっきりした違いをもたらすよう
な結果を探すだけでも、十分に挑戦的な仕事です。
Endres
と
Rombach
は、ソフトウェア工学とシステム工学において知識がいかにして構築されるか
についての見方を提唱しています[
Endres and Rombach 2003
]。
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特定のコンテキストでの開発中に実際に起きる事柄の「観測」は、常に起こり得ます。(この場合の
「観測」は、厳然たる事実も主観的な印象も含むものとして定義します) ...