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民生用、車載用、定置用
二次電池を分類する
3-2
使用用途による分類
図3-2 のように、二次電池の種類は多岐に渡ります。二次電池を使用す
る用途によって分類してみると、その多彩な活躍ぶりがわかるでしょう。
具体的には、PCやスマホ、携帯型モバイル電子機器などの民生用、電気
自動車などの車載用、家庭や施設などに据え置きする定置用の大きく3 つ
に分かれます(図3-3)。
民生用の電池にはニッケル・カドミウム電池(3-7)、ニッケル水素電
池(3-13)、そしてリチウムイオン電池(第 4章)など、日常生活でよく
見かけるものが多く含まれます。
車載用には、従来のガソリン車に搭載されているバッテリーと呼ばれる
鉛蓄電池(3-3)があります。次世代の車であるハイブリッド車には、ニ
ッケル水素電池、電気自動車にはリチウムイオン電池と、実はPCやスマ
ホと同じ種類の電池が使われています。
また家庭や病院、商業施設などにも、非常時などのために定置用のリチ
ウムイオン電池などが使われています。その他定置用には、太陽光発電や
風力発電所などで、再生可能エネルギーによる電気を貯蔵するための大型
二次電池として、NAS電池(3-16)やレドックスフロー電池(3-19)
などがあります。
民生用の二次電池の分類
民生用の電池をさらに分類すると、アルカリ性の電解液とニッケル系の
電極を用いたアルカリ系、リチウムイオンを用いたリチウム系とに分かれ
ます(図3-4)。
アルカリ系二次電池は、メモリー効果(3-5)が起きますが、リチウム
イオン系には起きないという違いがあります。 ...