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離島・地域グリッド、ハイブリッド蓄電システム、スマートグリッド
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離島や地域で活躍する二次電池
離島や地方の自然エネルギー導入に貢献
NAS電池は、国内だけでなく、アメリカ、ドイツ、アラブ首長国連邦な
ど250 ヵ国以上の稼働実績があります(2022年2 月時点)。さまざまなシ
ーンで活躍するNAS電池ですが、近年では風力や太陽光発電など自然エ
ネルギーを中心とした電源構成(7-1)の実現や離島で行う離島・地域グ
リッド(マイクログリッド)が始まっています。
自然エネルギーは風力や太陽光など気象条件に影響されるため、安定的
に電気を供給することが課題となります。特に系統容量(電力供給地域に
おける需要負荷の総量)の小さい離島や地方で、系統を安定的に運用する
ために、これまでディーゼル発電などの出力が必要となり、自然エネルギ
ーの導入や稼働に制限がありました。そこで2015 年から島根県隠岐諸島
では、NAS電池とリチウムイオン電池を組み合わせた日本初のハイブリッ
ド蓄電システムを導入し、コストの低減、システム効率の向上、充放電管
理の改善が実証されています(図3-35)。
地域レベルのピークカット
需要の少ない夜間に充電し、昼間のピーク時に放電するピークカット
が、地域レベルで始まっています。千葉県柏市にある「柏の葉スマートシ
ティ」では、環境共生・健康長寿・新産業創造を目指し、2015 年より太
陽光発電や二次電池など分散したエネルギーを街区間で相互に融通する、
日本初のスマートグリッドが本格的に稼働しています ...