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そのための手法のひとつが、俗に言う覆
ミステリーショッピング
面調査です。一種のロールプレイ
イングで、私たちが顧客に扮して所定のプロセスなりフローなりを最初から
最後まで1ステップずつ体験していき、その過程で遭遇した人
アーティファクト
工物やエビデ
ンスを記録します。この場合のアーティファクトやエビデンスには、たとえ
ば次のようなものがあります。
・物的エビデンス
─
自宅に送られてくる手紙や小包など
・デジタルのタッチポイント
─
メール、オンラインマーケティング、ソ
フトウェアにまつわるものなど
・一対一の接触
─
セールスパーソンによる電話での接触や顧客サポート
担当者とのチャットなど
ただ、ミステリーショッピングでは境
エッジケース
界事例や例外フローに遭遇しない可
能性もありますから、最初からプロセスやフローをたどり直して、他にあり
得るタッチポイントも見つけ出し、一覧表を完成してください。たとえば単
独のトライアル顧客が受け取るメールは、大勢のユーザーが使っている有料
アカウントに届くものとは異なるかもしれません。ですからすべてのタッチ
ポイントを漏れなく把握できるよう、視野を拡げる必要があるのです。
タッチポイントの一覧表の例を図5-5に示しました。アダプティブパス社
のクリス・リスドンが、1章で紹介した「レイルヨーロッパのエクスペリエ
ンスマップ」(図1-5)のために制作したもので、チャネルごとにタッチポイ
ントをリストアップした簡素な表になっています。
この例では各タッチポイントをテキストで記述していますが、タッチポイ ...