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自由回答形式の質問を投げかけるというのはインタビューの定性的なアプ
ローチであり、アラインメントダイアグラムの制作にはうってつけです。回
答者の思いや感情に沿う形で、突っ込んだ対話を進められるからです。質問
票を棒読みしたり対話の進路を指定したりせずに、関連トピックについて掘
り下げていきましょう。
狙いは「それぞれの回答者ならではの個性や立場を尊重し理解しようとす
ること」ですから、次のような疑問をもって調査に臨みましょう──この人
を特別な存在にしている要因は何か? この人はとくにどんな懸念や関心を
もっているのか? 我が社の提供物を体験するとき、この人はどのように感
じるのか?
この手のインタビューでは、聞き手がしかるべき手腕を発揮しなければな
りません。対話を無闇に誘導するのはご法度、それでいて重要なトピックに
対しては相手のフィードバックを巧みに引き出さなけれならないのです。あ
る時は対話を促し、ある時は話の流れに身を委ね、またある時にはあえて介
入して方向転換を図る、という具合に臨機応変な舵取りが求められるのです。
そこで図5-6に示したような対
ディスカッションガイド
話の手引きを利用するとよいでしょう(こ
の例はジャーナリストに対するインタビューを想定した手引きです)。1 〜 2
ページ程度のもので十分です。ただし、これをアンケート調査の質問リスト
のように使ってはなりません。あくまでも聞き手が時々チラチラ目をやって
参考にするメモにすぎません。
図5-6 ...