
9.2 「リーン」に徹する
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す。これはサービスが一貫性を欠いたり、提供不能になったりしかねない
「臨界点」です。
ショスタックはサービスデザインにおけるマッピングの重要性を、次のよ
うに強調しています。
サービス上の問題点の大半は「一貫性のあるデザインと組織立った管理
の欠如」に由来する。サービスの開発者はブループリントを活用すれば
そうした問題点を事前に突き止められるばかりか、新たな市場機会を見
出すこともできる。
……ブループリントには、創造性、予防的な問題解決、制
コントロール
御のきいた実
施を促進する力がある。故障や不具合の可能性を減じ、新規サービスに
対する経営部門の検討能力を高めるのである。またブループリントの原
則により、行き当たりばったりなサービス開発が是正されて時間と労力
が節約でき、サービス分野での経営権をより高次の視点から見つめられ
るようになる。
以来、サービスブループリントが広く活用されるようになり、現在に至っ
ています。たとえば英国の国家規格を制定している非営利団体BSI(British
Standard Institution:英国規格協会)は1994年にサービスデザインのガイド
ライン(BS 7000-3: 1994)を制定していますが、これは業種を超えてサービ
スのデザインを顧客視点で管理するための指針です。ブループリントの手法
の狙いは「障害点(サービスに故障や不具合が発生しかねないステップ)を突
き止め、対処すること」なのです。
その後、アリゾナ州立大学のメアリー・ジョー・ビトナーらがサービスブ ...