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章
カスタマージャーニーマップ
ただ、これとは違う新たなモデルを提案している人々もいます。たとえば
マッキンゼー・アンド・カンパニーの複数の研究員が顧客意思決定ジャー
ニーを提唱しています
*
。消費者は製品やサービスについて事前に調べ、購入
する方法を現在もどんどん変えつつある、とくにオンラインで事前の調査と
* David Court et al., “The Consumer Decision Journey,” McKinsey Quarterly (Jun 2009) お
よびDavid C. Edelman, “Branding in the Digital Age: You're Spending Your Money in All
the Wrong Places,” Harvard Business Review (Dec 2010) を参照。
比較を行う率がかつてなく高まっている、というのです(こうした変化につ
いては2章の補足記事「ZMoT」も参考にしてください)。
上記の新たに提案された意思決定モデルを図10-10に示します。
このモデルの円形の配置は、「消費者が意思決定のプロセスをどう体験し
ているか」を再検討するべき時が来ていることを示唆しています。消費者が
強い影響力をもつようになった現代において、消費者の意思決定のプロセス
は円形になってきたのです。ある消費者の購入後の体験が、次の消費者の評
価尺度となります。このモデルでは、消費者が群
むれ
をなして入っていく「漏斗 ...